第24回経絡大学技術講座 要録 メインテーマ 「気の力を信じる ?気血の調整こそ経絡治療の本道?」 2023年(令和5年)8月27日〜28日 於日本教育会館 目次 p2   趣意書・綱領・会歌 p3〜4  持ち物・注意事項・各科実技会場 p5   各科共通日程表 P6 学術講演「経絡治療は気の調整と血の調整、微鍼にあり」学長 谷内 秀鳳 P6〜8 普通科 P8〜10 高等科 P10〜12 研修科 P12〜13 海外班実技担当講師・海外班日程表・国際交流会 p13   実施要項 p14   第24回経絡大学技術講座アンケート 添付書類 日本教育会館アクセス図 主催 一般社団法人 東洋はり医学会 ? 東洋はり医学会趣意書  文化の進展は瞬時の猶予をも許さず、今や鍼灸術も世界の医学界に登場するところとなった。 翻って国内においては、これが科学化の掛け声と共に種々な研究が進められてはいるが、 その大勢は鍼灸の臨床における諸現象を現代医学によって解明せんとするものの如くである。 即ち、経穴を刺激の部位となし、経絡はほとんど顧みない状態であるが、 かくては数千年の伝統を誇る東洋医学の真髄を学ぶことは全く至難となる。  病体を気血の変動とし、その病変を経絡の虚実として統一的に把握し、 経穴を診断と治療の場として補瀉調整する経絡治療こそ、鍼灸術本来の正道である。 しかして、この学理と術技を体得せしめて、真に病苦除去の実力ある鍼灸人を育成する事こそ、 その科学化に優先すべき必須要件であるが、不幸にしてこれを誤る時は、その鍼灸術、 即ち我が祖先の偉大な文化遺産を後世に伝承することは全く不可能となる。 ここにおいて、我々志を同じうする者、相図って東洋はり医学会を結成し、別紙綱領の完遂を期す。 以上の趣旨を諒とせられる同志は、来って本会に投ぜられん事を広く業 界の諸君に訴える次第である。 綱領 1.我々は、臨床を通して古典を再検討し、病体を通じて経絡経穴を把握し、 以て伝統的な鍼灸術の本道を、体得せん事を期す。 1.我々は、正しい経絡治療の学理と術技を修得する事によって、鍼灸人としての 人格と実力を涵養し、以て鍼灸家の社会的地位を、確立せん事を期す。 1.我々は、古典による経絡理論を正しく理解実践し、経絡経穴の普及啓蒙に努め、 以て偉大な祖先の文化遺産を、伝承せん事を期す。 会歌 ★繰り返し 1.民族医道はり灸は我等の体を守る 三千年の伝統に輝く誉れは隆し ★ほめたたえよ経絡をその価値を悟るべし いざ友よ集いて学ぼう東洋はり医学会 2.議論に非ず実行だ経絡は病体に学べ 脉診も補瀉もその価値は体験のみが教える(★) 3.力なく道暗けれど自信と誇りは強し 病苦を除く実力はあらゆる善意に優る(★) 4.理論に基づく団結は我が集団の筋金 我等は正しい経絡を世界の果てまで展ばそう(★) 5.素問、霊枢、難経は偉大な祖先の宝 文化遺産の恩沢に人類総てが潤う(★) 持ち物 1:要録、及び各科受講に際する必要資料   高等科は中級者向け証決定の手引書をあらかじめ購入し、予習お願いします。   研修科「証決定」も中級者向けを主に進めます。お持ちでない方は購入をお薦めします。 2:銀鍼・ステンレス鍼(共にディスポ長さ8分〜1寸3分太さ1〜3番)    3:研修科は、柳下?鍼を使用します。その他に必要と思われる鍼。   各科共、刺絡鍼・お灸は使用しません。 4:廃鍼入れ(使用した鍼は必ずお持ち帰り下さい) ※鍼灸関連用品は第一会議室前にて販売有り。 ※白衣・治療着は講師のみ着用します。 参加にあたっての注意事項 感染防止対策上のお願い 1:朝の検温にご協力ください 2:実技時、対話時、発言時にはマスクの着用にご協力ください 受付時の注意 1:27日(日)、国内参加者は第一会議室前、 海外参加者は701・702前にて9時より受付を開始します 支部の代表者一名で結構です(受付は27日のみ) 2:名札と資料を支部毎にお渡しします 支部内の配布にご協力ください 実技時の注意 1:ディズポーザブルの枕カバーとシーツをご用意しています 模擬患者の交替時には必ず交換してください 2:模擬患者に掛けるタオルは運営係でレンタルします 2日分ご用意しますので、持ち帰らないでください ? 各科実技会場 全体会場  8階 第1会議室(801・802・803・804) 普通科   8階 第1会議室 第3会議室(801・802・803・804・807・808) 高等科   8階 第2会議室(805・806) 研修科   8階 第1会議室(801・802・803・804) 海外班   7階 中会議室 (701・702) ※女性講師着替え・控室 8階 810 ※受付と鍼灸用品販売 第1会議室前 日程 8月27日(日) 9:00〜10:00  検温・受付開始 10:00〜10:30 開講式 式次第 開講宣言:赤澤 貴 学長挨拶:谷内 秀鳳 海外総支部長挨拶:スティーブン・バーチ 黙祷、趣意書・綱領朗読:友松 賢治 基調報告:江花 由紀子 伝達事項:中澤 弘 10:30〜11:30 学術講演 谷内 秀鳳 演題「経絡治療は気の調整と血の調整、微鍼にあり」 (海外班は10:45〜11:30まで701・702にて学術講演) 11:30〜12:30 昼食 12:30〜14:00 実技1    休憩(20分) 14:20〜15:50 実技2 ※支部代表者会議に参加しない方は15:50で終了 16:10〜16:40 支部代表者会議 議題「退会者を減らし入会者を増やすための本部、中央支部、地方支部における方策」 16:40 終了?原状復帰 17:00 会場明け渡し 8月28日(月) 9:00〜10:00  検温・入場開始 10:00〜11:30  実技3 11:30〜12:30 昼食 12:30〜14:00 実技4    休憩(20分) 14:20〜15:10 国際交流会    休憩(20分) 15:30〜16:00 各科質問会 16:10〜16:30 閉講式 式次第 各科主任より総評 研修科・高等科・普通科・海外班 修了証書授与〜受講感想 総評・閉講の辞 谷内学長 16:30〜17:00  終了、原状復帰 17:00      会場明け渡し 学術講演   「経絡治療は気の調整と血の調整、微鍼にあり」 学長 谷内 秀鳳 霊枢・九鍼十二原篇の序段に「毒薬を被らしむることなく?石を用ふること無からん事を欲し、 微鍼を以って其の經脈を通じ其の気血を調へ其の逆順出入の會を営せしめ…」とある。 一般に経絡治療は「気の調整」と呼ばれる「虚実に応じる補瀉」であり、中国鍼や太鍼を使う刺激鍼とは異なる。 小さな細い、すなわち微鍼に限ると断言できる。 東洋医学における気と血の関係性は「気は陽にして浅く、経脈の外を行き血を護衛する。 血は陰にして深く、経脈の中を気に従って流動する」とある。 その治療理念の特徴は、体表をめぐる気さえ整えれば血もこれに従って動き、調整されるという事である。 故に体表をめぐる気を調整するには、接触鍼のみでも十分であるということになる。 しかし患者の中には、いかに体表をめぐる気を整えても血まで影響が及ばず、治療効果があがらないという例も少なくない。 こういった場合に、本治法・標治法ともにやや深めの刺入鍼を以て血まで施術して調整するならば、 治療成績も上がり目的を達成する事ができる。 故に経絡治療は気の調整であるとともに血の調整でもあると言えるのである。 以上の事柄を踏まえつつ、代表的な気の病と血の病の臨床例を紹介し考察を加える事とする。 普通科 ■主任 中村 光男(学術委員) ●講習目的「経絡治療の基礎を固める」 ●実技担当講師 脈診 市川 敦子 金子 眞 藤原 浩美 証決定 山田 達也 太田 耕将 取穴 中村 光男 中島 聡子 基本刺鍼 渡邉 出美 東田 茂 松下 睦子 ※27日実技1・2 篠田 豊(学術委員)各班周回 普通科実技解説 ●脉診 市川 敦子 金子 眞 藤原 浩美 今回は会員のみであるので、要録では「わかりやすい経絡治療」にある指の置き方や指と経絡の配当は省略する。脉診の章を各自よく確認しておくこと。 ? ・実技の方法 講師の脉を受講生が診て、指の当て方、力の入り方などを確認する。 受講生は2名または3名で組み、講師のリードで中脉を確認。できるようなら陰脉・陽脉の状態も診る。 同じ班の講師、講習生全員の脉をそれぞれ確認し、六祖脉など、脉は個体差がある事を確認する。 以上により診脉・検脉の力を上げ、臨床につながるものとしたい。 ●証決定 山田 達也 太田 耕奨 ・実技方針 今回の経絡大は会員限定であるので、普通科と雖も全くの初心者ではなく、中級者に近いやり方でおこなう。 先に講師が説明を行い、後に受講生が主となり証決定を進める。 証決定の後に一穴、鍼を行い前後の身体の状態を確認する。 ・実技の方法 主訴、現病歴の確認をする。 望・聞・問・切の四診法にて模擬患者の状態を把握する。 臓腑十二経絡弁別、適応側の判定、予後の判断、選穴をおこない、最終的に脉診によって証決定をおこなう。 ●取穴 中村 光男 中島 聡子 ・実技の目的 基本刺鍼につながる取穴を身に付ける ・実技の方法 良い姿勢や切経の仕方、押手の作り方、基本七穴の標準位置を確認する。 基本七穴の部位と取り方の文言を声に出して言いながら、姿勢、切経から押手をつくるところまで、時間が許せば七穴の左右とも取穴する。模擬患者は適宜交代する。 睛盲誰でも同じように、手元を見ないで取穴して押手を作れることが目標。また、標準位置に取穴しても押手の形によって脉が大きく変化するという事も理解していく。 ・事前準備して欲しい事柄、注意事項 基本七穴の部位と取り方を声に出して言えるよう、予習しておくこと。 ? ●基本刺鍼 渡邉 出美 東田 茂 松下 睦子 ・実技の目的 経絡治療に必要な、虚実に応じた基本的な補瀉手法の習得を目指す。 取穴した場所に正確に刺鍼でき、手順を確認しながら臨床に繋がる技術の習得を目指す。 ・実技の方法 前腕陽経に補瀉をおこなう。 刺鍼者は、模擬患者の脉と前腕の皮膚の状態を確認してから鍼をする。 刺鍼後、模擬患者の脉状と皮膚の変化を確認し、刺鍼技術の評価と改善点を講師とともに考え、刺鍼技術の向上に繋げる。 高等科 ■主任 江花 由紀子(学術委員) ●講習目的「経絡治療を臨床応用する」 ●実技担当講師 @証決定       西條 克彦 伊藤 琴世 A小里方式1     長岡 寛樹 江花 由紀子 B小里方式2     中澤 弘  藤ア 和雄 C標治法・補助療法  岩下 秀明 村上 賢 ※28日実技3・4 篠田 豊(学術委員)各班周回 高等科実技解説 ●証決定 西條 克彦 伊藤 琴世 ・実技の目的 正しい証を決定できるか否かによって治療の良否が決まる。 研修者の共通理解に基づいた綿密な共同観察を行う集団研修法により、患者の病を知り、身体を知ることで、 よりその患者にとって精度の高い証を決定することができるようになる。 その結果、日々の臨床において治療家の独善と自我自賛の治療を防止できる。 ・実技の方法 証決定の第一、第二、第三段階が頭に入っていることを前提とし、 集団研修法(証決定〜中級者向け〜)に沿って証を決定する。 決定した証の正否の確認に対して、小里?鍼を用いる。 ? ・事前準備 わかりやすい経絡治療の第十四章 証決定を復習しておく 集団研修法(証決定〜中級者向け〜)を出版部より購入しておく ●小里方式1(検脉者) 長岡 寛樹 江花 由紀子 ・実技の目的 刺鍼の過程でも脉状は、術者の手捌きに即応し時事刻々と変化していく。 そうした脉状を観察することで、その脉状に変化を与えるのは、どういった手技の要因によって齎されるのか、 それが生体にどんな意味を持つ変化なのか、を個々が感じ取り、皆で検証していく。 こうした視点を持つことは、鍼を運用する際、己の手捌きにより、どの様に脉状を整えるか、 という具体的なイメージにも繋がる。 ・実技の方法 受講生が検脉者となり、模擬患者に講師が刺鍼する。 検脉者は、講師が刺鍼を進める中、模擬患者の脉状変化を察知した段階で、 即座に「浮沈遅数虚実」の六祖脉で表現し、手技の内容に関する評価も加える。 ●小里方式2(刺鍼者) 中澤 弘 藤ア 和雄 ・実技の目的 小里方式において検脉者が刺鍼中の脉状変化を刺鍼者に伝え、 それに応じて刺鍼者が手法を調整することにより刺鍼技術の向上を図る ・実技の方法 模擬患者1名、刺鍼者1名を決める。 残りの参加者は模擬患者の脉を診る(必要に応じて連動検脉を用いる) 模擬患者の証は自己申告とし、その証で良いかどうかを確認する。 証決定には時間をかけないようにする。 刺鍼者が模擬患者の証に従って刺鍼し、手法がどの段階であるかを言葉で伝える。 第1検脉者はその都度脉状がどうなったかを六祖脉で伝える。 刺鍼者は、第1検脉者が伝えた脉状の変化に応じて刺鍼の手法を調整する。 講師は適宜アドバイスを行う。 刺鍼者、第1検脉者は一穴ごとに交代する。 ? ●標治法 岩下 秀明 村上 賢 ナソと肩背部を丁寧に観察し、虚実を弁えて補瀉の手技を行うことを目的とする。 刺鍼の深度は、接触鍼の場合もあるし、2pから3pに達する場合もあるが、 硬結に深く刺しすぎたり、硬結を貫いたりしてはよい結果を得る事はできない。 硬結とその周辺をよく観察してみると硬いところばかりではなくて、 硬いところと硬いところとの間に虚して力がない部分を触れることができる。 そのような柔らかい部分を目標に補的に刺鍼すると生気を呼び寄せて患者に負担をかけずにほぐすことができる。 刺鍼による電撃的刺激や神経の響きを出すことは禁物で、 患部に温かさや気持ちのよい感触が伝わると著しい効果が期待できる。 研修科 ■主任 谷内 秀鳳(学術委員) ●講習目的「経絡治療の基本技術の高度化」 ●実技担当講師 中田 光亮(技術顧問) 福島 晃 中山 貴史 吉利 ふく 阿部 孝 國定 仁 鈴木 信子 大沢 清 三好 力 ※27日28日 村上三千男(名誉会長)各班周回 研修科実技解説 1 基本刺鍼 吉利 ふく 術者の一番大切なことは自分の目的をはっきりさせる事である。 よって九鍼十二原篇に沿って手技、手法を工夫し、繰り返しの練習をしなければならない。 なぜなら補法と瀉法は基本中の基本だからである。 ・補法  鍼を軽く持ち、鍼体がたわまない様に経に従って「スー」と接触させる。 定め落ち着かせたなら、そこで接触し続ける。 押手にて左右圧をかけ、気が漏れない様にして素早く抜鍼と同時に蓋をして鍼口を閉じる。 ・瀉法  鍼をある程度しっかり持って接触したら、押す。押すのをやめる。押す。押すのをやめる。 この場合、押すのをやめた時、戻らない様に留める。 目的の深さまで到達したら下圧をかけて、邪をしっかり絡め取る気持ちでゆっくりと抜鍼する。 ? ・補中の瀉法 虚性の邪に対する手法は正気を十分に補った後、邪気を取り除く手法。 ・柳下?鍼の基本的な使い方の講習。 2 標治法 阿部 孝 「ああ、そこがまだ痛い、苦しい」との患者の訴えに応じはり数を過ごし、せっかく本治法で整えた病態が来院時に戻ってしまった。 そんな経験を持つ本科に参集された会員は、どのようにしてそのような失敗を乗り越え今日の隆盛を極めておられるのであろう。 「今すぐ患者を病苦から解放してやれるなら、特効穴治療でも深ばり治療でも何でもする」という人もいるかもしれない。 たしかに的確な証決定と刺鍼時に気を漏らさない技術があれば、これらが大きな効果を発揮することはしばしば体験することである。 しかし、経絡治療の本道はなるべく少ない刺鍼で臓腑経絡のバランスをしっかりとることでもある。 それは本治法だけではなく、標治法においても同様のことが要求される。 今回は「少ない標治法でいかに高い治療効果を発揮することができるか」をテーマに、 前半では背部にて皆様が日ごろおこなっている標治法の実際を評価し合うとともに、 後半では講師が行っている臓腑経絡の調整法を示し、互いの技術向上の参考にしていければと考えている。 (参考文献) 「経絡鍼療」2023年7月(601号)『実践講座 運動器疾患2』 3 証決定 國定 仁 証の決め手は何であるか。 会員にとって、望診して聞診、その後問診したのち腹診、或いは切経して脉診、治療開始というルーティンが一般的であろう。 しかし、どの診断法に重きを置くかは治療家により意見が分かれる部分でもある。 適応側を含めて証に迷った時、何が最終的な判断基準になるのか。 腹診、病症判断、切経、脉診(比較脉診、脉状診など、人それぞれ観察点が違う)、 中にはそれ以外の独自の方法で判断している会員もいるであろう。 今回は、各自がおこなっている方法を持ち寄り、実技検証し、より視野の広い診断力を身につける手助けになればと考えている。 またその結果を後日取りまとめ、会員相互に共有できれば、新たなステップアップの足がかりになるのではと考える。 4 治療の戦略 三好 力 ・目的:証に基づく治療を具体的にどのように実践するか考え、戦略をたてる。 ・方法:立てた証に対し、本治法をおこなう。その際ドーゼ、用鍼、選穴、治療の全体像を考え、戦略を立てる。 この患者さんにこの鍼の太さ、硬さ、長さで良いか。 この脉にこの鍼の角度、深さで良いか。刺動法や回旋を加えるか。 この症状にこの要穴で良いか。穴の反応、所見、特徴はどうか。穴の何処に鍼先をもっていくのか。 考え、予想し、その方針に添った実践をする。 施術後、予想通りになったか班員全員で評価をする。脉やお腹、症状は改善がみられたか。思った通り補えたか。邪は取れたか、等。 海外班 ■主任 今氏 崇人 ●講習目的「本部の基礎技術を確認し、標治法を臨床活用する」 現在の本部で行われている基礎技術を確認し、さらに臨床応用として、 標治法の実技時間にナソ・ムノ治療や補助療法の奇経治療、子午治療の練習もおこなう。 ●実技担当講師 今氏 崇人 熊谷 多薩 近藤 優子 赤澤 貴 ●海外班日程 8月27日(日)Sunday 9:00〜10:00   検温・受付開始 Temperature check and registration start 10:00〜10:30  開講式 Opening Ceremony 10:45?11:30   学術講演 今氏 崇人(45分) Academic lecture by Takato Imauji 11:30〜12:30  昼食 Lunch 12:30〜14:00 実技1 基本刺鍼(90分) Practice 1: Basic acupuncture 14:20〜15:50 実技2 証決定(90分) Practice 2: Decision of testimony 16:10〜16:40  治療デモンストレーション 17:00      会場明け渡し surrender of the venue 8月28日(月)Monday 10:00〜11:30  実技3 小里方式(90分) Practice 3: Kosato method 11:30〜12:30  昼食 Lunch 12:30〜14:00  実技4 標治法(90分) Practice 4: the branch treatment 14:20〜15:10  国際交流プログラム(50分) International exchange program 15:30〜16:00  質問会 Question session 16:10〜16:30  閉講式 Closing session 16:30〜17:00  終了、原状復帰 Termination, return to original state 17:00      会場明け渡し surrender of the venue ? ●国際交流会 4年ぶりに経絡大が開催されることとなり、海外支部のメンバーとも久しぶりに顔をあわせる機会が訪れる。 東洋はり医学会は、アメリカ、ヨーロッパ、オセアニアに計13支部がある。 それはひとえに、本会の長年にわたる集団研修や、臨床を通して積み重ねてきた技を海外に伝えるために、 先代の先生方が自分の治療院を休んで出向された結果である。 そして海外支部の会員も我々と同じ基礎基本を学び、日夜修練をしている。 経絡大は海外支部のメンバーと国内会員が一堂に会することで親睦を深められる、大きな機会である。 バックグラウンドの違う人達が、経絡治療の実践というひとつの目標を持って話をするとき、また違ったものが見えてくるであろう。 今回の経絡大でも、国際部は国際交流会という、海外支部と国内会員を結ぶ貴重な50分間を設ける。 患者を前にした経絡治療という術には言葉の壁は無い。 ぜひ、世界との交流を楽しんでいただきたい。 第24回経絡大学技術講座  実施要項 日 時:2023年(令和5年)     8月27日(日) 9時:受付開始 10時:開講   16時40分:終了       28日(月) 9時:入場開始 10時:実技開始 16時30分:閉講 会 場:日本教育会館 7階・8階 住所:〒101-0003 東京都千代田区一ツ橋2-6-2 URL:http://www.jec.or.jp TEL:03-3230-2831 FAX:03-3230-2834 参加費:会員・会友 31,000円 《お申し込み・問い合わせ先》 一般社団法人 東洋はり医学会 第24回経絡大運営係長 松下 弘陽 住所:〒164-0001 東京都中野区中野 3−45−16 セレニティ中野1−B 弘陽はり灸院 TEL:090-1525-2573 FAX:03-6382-8737 e-mail:koyofarm@live.com 編纂・発行担当 一般社団法人東洋はり医学会 学術指導部 発行責任者   一般社団法人東洋はり医学会 会長 谷内 秀鳳 〒252-0303 神奈川県相模原市南区相模大野6-8-7 TEL 042-742-3332 鍼灸院秀鳳 ? 第24回経絡大学技術講座アンケート     無記名 受講科(○をつけてください)  普通科 ・ 高等科 ・ 研修科 1 全体の講習内容  良い ・ 普通 ・ 悪い (○を付けて下さい) 2 良い・悪い評価された方は、その理由をお教え下さい。 3 運営について   良い ・ 普通 ・ 悪い (○を付けて下さい)     4 良い・悪い評価された方は、その理由をお教え下さい。 東洋はり医学会 学術指導部 日本教育会館 〒101-0003 東京都千代田区一ツ橋2-6-2 TEL. 03-3230-2831 FAX. 03-3230-2834