東洋はり医学会 名古屋支部より 手仕事です。伝統を受け継ぐもの 

手仕事です。伝統を受け継ぐもの

 

愛知県東部の三河のちは木綿の日本への伝来の地だそうです。

こで栽培された綿から織られた三河木綿は江戸でも重宝されたとか。

明治時代になると三河木綿と三河縞は日本中に知れ渡るブランドになったそうです。

しかし近代化に押され現在では知る人も少なくなりましたがこの伝統を残してゆこうと取り組む人もおられるようです。

 子の三河木綿は手に取ってみますと温かみのある手触りでふわりとした軽さがあります。

 

この素晴らしい伝統が少しずつ見直されて行ってほしいものです。

同じ様に伝統的な鍼灸術に取り組んでいる者としてエールを送りたい。

伝統を受け継ぐ者の心意気。

 

私の治療室の入り口には三河木綿の暖簾がかけられています。

 

名古屋支部 渡辺洋壬