活気のある東洋はり医学会の実技

3月本部会での普通部2年生の実技様子です。

実技テーマは総合的な経絡治療と2年生最後の実技にはピッタリだと感じました。

総合的なので各班ごとに四診法(望診・聞診・問診・切診)を行い

証を決定し、虚実を弁えて補瀉する本治法一連の流れになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この班では刺鍼後におこる脉の変化を確認しております。

当会では今、刺鍼した鍼が身体にどのような影響を及ぼしているのか診ます。

脉だけではなく腹部や刺鍼した経絡上も変化します。

刺鍼前は皮膚がざらついていたり、艶がなかったり、冷えていた場所が

皮膚がつるっと艶がでて、温かくなることもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この班では補法の手技を行っている最中です。

鍼先に絡みつく気の動きに注目し、

これに合わせてその手さばきを使い分けることがとても大切です。

今、行っている手技に対して一つ一つ丁寧に

講師の先生が脉を診ながら適宜的確な指示を下さるのでとても勉強になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

普通部2生の3月となると、なんとなく本治法全体の流れがわかってくる頃だと思います。

1カ所の経穴に刺鍼をする際には一つ一つの動作を確認しながら行います。

皆さん集中して実技をするため、教室中が熱気に溢れており活気がありました。

私も参加したいな…なんて思ってしまいました(笑)

 

(平林)

参考文献 わかりやすい経絡治療 福島弘道著

 

 

この投稿へのコメント

コメントはありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です