こんにちは品川支部　井森和男（研究部　54期）です。

5月の本部会の様子をご紹介します。

場所は、神保町の日本教育会館8階です。

研究部の参加者73人。
（講習部は、隣の部屋で開催しています）

9時30分 開始　
点呼　会長挨拶（谷内先生　12期）　綱領唱和　会務報告

9時40分
時事感想　藤原先生（神奈川支部　53期）
ゴールデンウィーク旅行先の上位は、3位沖縄
2位北海道　そして1位はなんと千葉！

10時
臨床研究発表　奈良雅之先生（所沢支部　47期）

「心身の不調を訴える患者への奇経治療　2例」

①新型コロナウイルス感染症の後遺症

②原因不明の圧迫感

興味深い発表でした、詳しくは後日会報誌（経絡鍼療）に掲載されると思いますので、是非ご覧下さい。

10時30分
シンポジウム「敏感な患者さんへの対応」
3人の先生方がシンポジストとして登壇されました。

思う様にいかなかった例も話して下さいました。

12時
昼休み

13時
実技
各班に分かれて実施しています。

①模擬患者　主訴は歯の痛み（主に右下）と左肩から腕辺の痛み。

証は、腎虚脾実（適応側は左）。
写真は右の側頚部へナソ治療を行っています。

②模擬患者　主訴は昨日抜歯しての痛み（親知らずを抜歯した）。

証は、肺虚肝の和法（適応側は右）

写真は、太衝穴へ和法を行っています。

本会では、鍼を刺す前に、脉や腹部を診てどの経穴を使うか？どういう鍼にするか？（材質は？太さは？）どの様に刺すか？（鍼の角度は？刺している時間は？）などを考えてから刺します。
又、本治法では鍼を1本刺したら、もう一度脉や腹部を確認して、刺した鍼が適切であったか？
などを皆で話し合っています。

一緒に勉強しませんか？楽しいですよ。

15時
実技終了

15時20分
総会

16時　
終了　解散。

次月は、6月4日日曜日開催予定です。