東洋はりは私の一部です

ボストン支部 Martin Feldman(マーティン・フェルドマン) 

マーティン・フェルドマン

なぜ鍼灸師になったのですか?

人生で何をするかを考えた時、また学校に行くだろうと常に思っていました。交通事故の後にカイロプラクターから鍼灸師を紹介されました。鍼恐怖症でしたが、鍼治療に魅了され2年半後にはニューイングランドの鍼灸学校を卒業、その後は決して振り返りませんでした。

なぜ東洋はりを選んだのですか?

私は間中先生と首藤先生の日本式鍼灸をすでに勉強していました。 私の親友のスティーブン・バーチ氏は、私達が1990年にボストンで東洋はりの勉強をするために、日本からある鍼灸師を招待しました。私は故福島弘道先生と最も鍼灸歴のある先生方と東京で6日間に及び気を感じる勉強をすることができ幸運でした。そして多くの方の援助を受けて現在の私に至っています。

なぜ経絡治療を続けているのですか?

東洋はりは私の一部です。
私は臨床、教育、勉強がとても好きです。他にすることなんか何があるでしょうか?

鍼灸と共に生きていく

S・E 

9歳だった私には衝撃的な出来事でした。
肩車で上に乗った友達が変に落ちてしまったせいでもたげたまま、上げられなくなった私の首をたった1回の施術で治してくれたのが現在に至るまでずっと私の身体を治療してくださっている鍼灸師の先生でした。
その後、私は無資格でマッサージをしていましたが、当然のことながらずっと治療の限界を感じていました。それは、あの9歳の出来事(鍼でしか治らない)と知ってしまっていたからです。
そうやって、鍼灸師を目指し鍼灸学校に通い出しましたが、その間いろいろな先生、同級生の鍼灸を受けましたが、良くなることがなく、時に逆に悪化するようなことが多かったのです。
そして、国家試験間近の2月、9歳のあの時から治療を受け続けて初めて先生の手技を見せてもらうことが出来ました。その手はあまりにも芸術的でずっと見とれてしまいました。
そして何より「あんたには1~2分しか刺していないで!」その言葉は、9歳の時に受けたよりもっと衝撃的でした。
たった1~2分で、あの響きと効果!もうこの鍼しかない‼
それが、東洋はり医学会の鍼との出逢いでした。
その後、恩師に言われた言葉です。「あなたは鍼灸とともに生きていくひとだからね」そう、私はずっと東洋はり医学会の鍼で生かされ、そしてこれからはともに生きていく。
ともに生きていきたいと思います。

何でも丁寧に、納得いくまで付き合い教えてくださります

本部51期生 平賀 サツキ 花うさぎ鍼灸院

平賀 サツキ

鍼灸師免許を取得して7年になります。

学生の頃に東洋医学概論に興味を持ち、卒業後は刺激鍼ではなく経絡治療をやって行こうと思っていました。経絡治療をやっている先生方で働かせて頂ける所を探しましたがなかなかなく、就職するのをやめ東洋はり医学会で学ぶことを決意しました。2年程岩手支部で学び、現在は本部へも通っております。

東洋はり医学会へ入会してまず感じたことは、支部・本部共に先生方がとても親切なことです。今現在鍼灸院が数多く増え競争の時代、自分の技術はなるべく教えたくないと思いがちですが、東洋はりの先生方は何でも丁寧に、納得いくまで付き合い教えてくださります。(おそらく先輩方もそのような指導を受けて来られ、自然とそうなっているのではないでしょうか)実際の実技でも「手から手へ」をモットーに実際押手の当て方、圧の加減、など細かい所まで教えてくださります。

また、これも他の会ではありえないことと思いますが開業に関しても親身になって相談に乗ってくださります。私は、当初「免許を取得して5年ほど経ち腕も磨けた頃に出来たら開業したい」と曖昧な感じで思っておりました。ですが、「そのようなことを言っている人はいつになっても開業出来ないんだ、分からないことがあったらサポートするからまずやってみなさい」と先輩に背中を押され、免許取得後約半年で開業しました。

開業してから、大変なことも多々ありました。しかし、先輩方のサポートのお陰で何とかやれています。

支部も良いですが、本部へ通うことで更に細かい内容まで学ぶことができます。講習部では3年かけて経絡治療の基本をしっかり学ぶことができます。もちろん、「どんな質問も大歓迎」というのも嬉しい特典です。《はり専門家への道》という講義では、大先輩の方々の開業までの道のりや苦労話…、経営についても話してくださりとても大好きな講義の一つでした。

免許取得から7年。教わる立場から今度は教える立場へ変わりつつある今現在。今度は、自分が教わった時のようにいかにわかりやすく丁寧に後輩に教えられるか・・今後の課題です、後輩に教えることで自分も更なる成長に繋がると先輩は言います。

おそらく東洋はり医学会に入っていなかったら、ただやみくもに患者さんを治療するだけで鍼灸師としての成長はなかったのではないか、おそらく開業も考えられなかったと思います。

このような経験からも東洋はり医学会は、技術のみではなく、人格も育ててくださるお勧めの会です。

先生方の背中を追っていたら20代で開業できました!

清野 眞里衣 八千代はり院

東洋はり医学会は、【この人みたいになりたい!】と思える先生方が数多く所属する勉強会だと思います。

私も目標にしている諸先生方の背中を追いかけていたら20代で開業できました。

また、日本全国から世界中へ、東洋はり医学会の経絡治療は普及しております。

どこにいても、経絡治療を必要としている患者さまを紹介しあえる環境は、東洋はり医学会ならではだと思っております。

入会動機

大野 友里恵 

私は、現在、主に妊産婦さん向けに、鍼灸治療を行っており、鍼灸師になり6年目になりました。
日々、妊娠中や産後のケアを行うにあたり、さまざまなトラブルに対して最小限の刺激量で対応してきましたが、今の技術に行き詰まりを感じ、更なる技術の向上が必要と思い続けていました。
そんな中、たまたま東洋はり医学会の所属の方の治療を受ける機会があり、シンプルで結果を出す治療に衝撃を受けました。まさしく、私が目標としている習得したい技術でした。
鍼灸師としてのスキルアップを望み、東洋はり医学会に入会したいと思っています。

入会の動機

A・K 

この度、本部への入会を志願するにあたり、東洋はり長崎支部の先生方をはじめ、沢山の方々との出会いや御支援に感謝致します。
私は以前より東洋哲学・医学に興味があり鍼灸学校に通うと決めた時も、脈診を身に付けるという事を決めて入学しました。学校では学べないと悟り、ネットで学べる場所を探した折、東洋はり長崎支部に出会い、それ以降聴講生として学んで参りました。この紙には書ききれない程の先生方の優しさや治療に対する向上心などに触れる度に、色んな事にゆき詰まった時も、この会でなら信じてやってゆけると思いました。在学中は毎日卒業が待ち遠しく、今となっては先輩方をはじめ、同志と呼べる仲間と鍼灸師とて共に学び歩めることが楽しくて嬉しくてたまりません。将来は、人々が幸せな人生を送れるよう手助けになれるような本物の鍼灸師になりたいです。そしてよりよい未来の為に社会貢献できるような自分を創る意気でございます。

入会の動機

T・N 

私は、治療院を開業していますが、健康管理と、頸、肩、腰、膝等の凝りと痛みの治療内科的領域の不定愁訴、難病、アレルギー性疾患、慢性病等の症状を対象に治療を行っていますが、どうしても内科的領域の症状に対しては、なかなか効果を出すことができず、どのようにアプローチすれば良いのかと、悩んでいました。
そういう日々の中で、今回東洋はり医学会の脈診流経絡治療というのがあるということを知りました。そういえば、学生の時、東洋医学の授業で「東洋医学の3つの潮流」という項目で、最古の本である「黄帝内経」の解説書である難経の説明の部分で、難経六九難という本を元にして、日本の経絡治療は、発達しているという講義の授業を受けたことを思いだしました。当時の私は、何のことか、わかりませんでしたが、今、思えば、あの時、先生が説明してくれた経絡治療が、今回、私が勉強したいと考えている治療法なのかもしれないと思いました。だから3月5日に行われた東洋はり医学会の説明会は、とても興味と期待をもって、参加させていただきました。実際に3月5日の入学説明会に参加して、東洋はり医学会の概要の説明、臨床講義の聴講、臨床に従事する指導者の先生方との座談会形式の体験のお話、指導者の先生による一人ひとりに対しての手をとっての脉診の取り方や、鍼の持ち方、刺し方、一連の診察治療方法の流れ等、経絡治療の技術を体験させていただき、とても感動しました。そして、私は、以前から難経を読んでみたいと思っていたので、それも授業してくださるということも、大変嬉しく思いました。私も東洋はり医学会に入会し、脉診流経絡治療を勉強して、日々、悩んでいる症例を治療できるようになりたいと思いますので、どうぞ、宜しくお願い致します。