海外班のタイムキーパー体験記

色々と意見交換されて熱気に満ちています。
香水の様な香り…でもアルコールは46°
上段のDemoと筆記中、「悪魔(demon)と書こうとしたの?」との冗談でイジられました

今回、実行委員として海外班のタイムキーパーをいたしました。僅か二日間でしたが色々と興味深い体験を致しました。その何例かを挙げて行こうと思います。

●アバウト&キッチリ…

通訳兼任での参加の方から聞いた話では…
例えば、日本ではスタートがキッチリしていて終わりが延長となりがちだが、海外は全く逆でスタートがアバウトまとまらず、終わりがキッチリと言うケースが多いとのことでした。

講師が日本人なので必ずしもそうではなく、授業は時間どおりにスタートしていました。そしてやはり終了時間は実技なこともあり少し延長していました。三日目の国際交流の時間は参加者がバラけるため、二日目の終了時に修了証を配ることになったのですけれど…。

終えたところで配ってみるとお二人が人知れずキッチリ定時で帰られていて渡せませんでした。
海外ドラマでよく見る教室でチャイムが鳴った瞬間に生徒が片付けて帰るのは、ウケ狙いだと思っていたらアタリマエなことらしいです。

しかも、帰られていた一人は初日にお弁当を注文しながら外に食べに行っておられて…戻られた時に渡すとやや困惑の表情でカバンにしまってられていた方で、この辺はアバウトなようでした。

●再会

前回の経絡大の国際交流の際、私が患者役だった時の施術者
アミハイ サラー フィッチバッハ君
と再会しました。

二年前に彼は新宿支部長の私を過大評価して、ディスポ鍼のケースに
「サインを頼みたい、新宿kingと書いて欲しい」
と頼むので、当惑しながらもサインしたのです。
そんなことがあったからか今回、彼はお土産にMonkey46なるジンのお酒の小瓶を持って来てくれていました。 
私の方でも前回の時に日本通に思えた彼に、小さな組立式の鎧武者を用意していたのですが、思いがけず高価なお土産に、私は翌日に葛飾北斎の波と富士山の絵図のクリアファイルなどを追加しました。

ちなみにジンはアルコール度数46%と強いものでしたが、とても香りがよく美味しくいただいています。そのお礼をグーグルで翻訳しLINEで送るなどして、最終日には彼は私を「yasu-yasu」私は彼を「アミー」と呼ぶ仲になりました。

●ベジタリアン食のサンドイッチ

小泉環境大臣のステーキ発言でにわかに注目されましたが、アメリカの若い世代は既に2割ほどベジタリアンやビーガンの方がおられらるとか…。

そうした方のために、ベジタブルサンドが用意さましれた。しかし、精進料理弁当の様な物を期待された方もおられたようで…サンドイッチは外国でも食べられるとの話も出ていました。

ちなみに松下実行委員長も後学のためベジタリアン食のサンドイッチを選ばれていて、それを一つ分けていただき食べてみました。味は美味しいのです。ただ…肉もチーズも無いため、とてもあっさりしているものでした。実行委員長も「美味しいんだけど油が無いからか、すぐ腹減るかな〜。」との感想でした。

●自己アピールとkawaii(カワイイ)

初日の講義の終了時に女性の参加者が立ち上がって

「Today is my birthday.(私、今日誕生日なの〜)」

と宣言されました。
すると皆が拍手で祝福をします。もちろん私も拍手をして折り紙の鶴をプレゼントすることに…しかし、100円均一の折り紙は多少イビツで作成に手こずっていると
「明日で良いわ〜」
と宿題となりました。そうなると折り紙だけでは…と思い、招き猫などの縁起物の柄の日本手拭いなどを追加し渡したところ

「kawaii〜!」

と喜ばれ、他の女性からも鶴を作ってくれという事に…手渡すとやはり

「kawaiiー!」

と、絶賛されました。カワイイは世界共通語になったと言われていますが、間違いないようです。
しかし、日本ではなかなか自分から誕生日のアピールはしないかと思いますが…これはコレでありだなと思えました。

●タイムテーブルはナイスアイデア

もう一つ、絶賛されたことがありました。
最終日に私はタイムキーパーと重なって、全国支部懇談会が組まれていました。支部長として、広報部副部長としてそちらに懇談会に出なければならないため、とりあえずホワイトボードにその日のタイムテーブルを書いて、懇談会に参加してきました。

懇談会が終わって海外班に戻ると、そろそろ講師へのQ&Aも済んで終講式に移動しようかとしているところでした。
終わっていたか、とホワイトボードのタイムテーブルを消していると、帰り際に近寄ってきて、タイムテーブルを指差し

「イッツ ナイス アイデア」

とか

「So good!」

とか褒めちぎられました。日本ではアタリマエに書くことだと思いますが…海外では違ってこんなに褒められるとは…と驚かされました。
(yasu-yasu)

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