東洋はり医学会 名古屋支部より 蝉さんは今日も生きてる
蝉さんは今日も生きてる
夏の間の楽しい時間の一つに朝の散歩があります。
今年は、犬が3月に引退したので、朝の散歩はありませんが、犬がいれば日に1度は散歩に出ます。
朝、明るくはなっているけれど、まだ朝の陽はさしていないくらいの時間に出かけます。
まだ涼しさが残っていて気持ちの良いものです。
私の住んでいるあたりは昔ながらの細道があり、犬とならんで通れるくらいの幅しかありません。
もう蝉は鳴き始めていますが、まだ陽がさしていないので、昼間のそれとは違い鳴き声は涼しげな声です。
その細い道を歩くと、上から涼しげな蝉の声が降りてきて、路一杯になっていきます。
その中をゆっくりと歩いていくのが、最高に気持ちの良い瞬間です。
蝉吟の ゆっくりと満ち 朝の路地
洋壬
蝉吟(せんぎん) 蝉時雨の意
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